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新聞紙を使った遊び

レクリエーションで身体を鍛える

年齢を重ねるに連れて、人間の身体はどんどんと衰えていきます。
特に筋力の低下は非常に早く、走ったり飛んだりといった激しい運動は出来なくなってしまいます。
更に怪我や病気を理由に、立ったり歩いたりといったちょっとした動きも出来なくなる方も多く、自発的に身体を動かすことが無くなり、更に運動不足が加速することもあります。
そのため介護施設などでは、入居者と一緒にレクリエーションを行うことで、体を動かすきっかけを作り、筋力の低下を食い止めています。

レクリエーションということで、本格的な運動というよりは、遊びを通して身体を鍛えるのですが、その際使う道具としてよく使われるのが新聞紙です。
用意に準備することが出来、工夫次第でたくさんの遊び方を考えることが出来るので、ぜひ参考にしてみてください。

周りと競い合うゲーム

レクリエーションを楽しいものにする為には、モチベーションを高めることが肝心です。
特に理由も無く身体を動かそうとしても、モチベーションを高めることにはつながりにくいので、レクリエーションには、、周りと競い合うゲームが多く見られます。
身近な新聞紙を活用するレクリエーションの一つに、「握って開いて」というものがあります。
必要なものはイスと4分の1の大きさに切った新聞紙だけで、座りながら行うので、腰が悪くて車椅子で過ごしている方も参加できます。

ルールはいたってシンプルで、椅子に座った状態で、利き足の指だけを使って床に置いた新聞紙を丸めて、両足で丸めた新聞紙を広げる速さを競います。
ルールがシンプルな分、すぐに始めることが出来ますし、普段使わない足の筋肉を動かすことで、足の機能回復を促すことも出来ます。

コミュニケーションを取れる遊び

他の人と話す機会が無い方は、部屋に閉じこもったり、寝たきりになったりと、体を動かす機会をどんどん失ってしまいがちです。
そのため体を動かしながら、周りの人とコミュニケーションをとれる遊びも、レクリエーションでは良く採用されています。
例えば4人グループで行う遊びだと、新聞紙の四隅を持って、新聞紙の上で風船を弾ませます。
全員で協力し合って新聞紙を上下させ、新聞紙が割れないように風船を弾ませた回数を競います。

全員でタイミングを合わせないと新聞紙が破れるので、自然と声の掛け合いが生まれ、コミュニケーションをとることが出来ます。
腕の上げ下げを何回も行うので、腕周りの筋肉を鍛えることが出来ますし、座りながらでも行える運動ということで、誰でも簡単に参加することが出来ます。
他にも工夫次第で色々なレクリエーションを行えるので、ぜひ新聞紙を使ったオリジナルのレクリエーションを考えてみてください。