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モノづくり

手先の運動にモノづくりを

介護施設などに入居する方の中には、いつもとまったく変わらず、刺激が得られない生活環境のせいで、脳の機能が著しく低下してしまう方がいます。
そうなると老人性うつや認知症など、様々なトラブルに発展しかねないので、前もって何らかの対策が必要となります。

介護施設などで行われる介護レクリエーションでは、加齢によって低下していく筋力や脳の機能を再び活性化させ、健康的な生活を送れるようにするために行われます。
そのための方法は色々と考案されていますが、手先の運動を行いたいときは、モノづくりを体験させることが非常に高価的とされています。
本格的な手芸に挑戦させたり、折り紙などの工作を勧めたりと、様々なモノづくりに挑戦させることで、より充実した暮らしを送ってもらうきっかけ作りが行えるので、介護レクリエーションを提案する際は、ぜひモノづくりを企画してみてください。

新しい趣味のきっかけ作りに

介護レクリエーションでモノづくりをすることは、その場限りの企画だけで終わらずに、新しい趣味を始めるきっかけになることがあります。
例えば編み物に挑戦するとなると、大きな作品なら長い時間をかけて地道に作り続ける必要があるので、気に入った人はレクリエーションが終わった後も、自発的に作品作りに取り掛かるといいます。
外出が出来る方なら、絵画に挑戦する方もおり、外出の際は絵の道具を用意して、風景画に挑戦みたり、施設にいる間も、絵葉書作りに挑戦してみたりと、想像力を働かせて、どんどん新しいことを試しています。
このようにレクリエーションを通して新しい趣味を見つけてくれると、生活にも自然と張りが生まれ、心身ともに健康的な生活を送ることができるようになります。

創造力で脳を活性化

加齢による脳の機能低下は非常に深刻です。
歳をとるごとに脳の働きは鈍り、新しいことに挑戦しようとする気力も萎えてしまいがちです。
加齢が進行すればするほど状況の改善が難しくなってくるので、自発的な挑戦の兆しがなさそうなときこそ、介護レクリエーションが役立ってくれます。

積極的に新しいことに挑戦するきっかけを作ることで、自発的に脳を働かせてくれるようになるでしょう。
加齢に伴う生活環境の変化で、気持ちがふさいでしまうケースも珍しくないので、加齢を重ねても続けられる趣味があり、なおかつそれが創造性のあるものであれば、脳も普段と違ってより活性化してくれるでしょう。
モノづくりの内容は何でもかまいません。

手芸や絵画も定番ですが、折り紙で遊び道具を作ったり、子供たちと一緒に遊び道具を使う企画を立てた施設もあります。
より多くの参加者が夢中になってくれそうなオリジナルの企画を考えてみてください。