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入りたくても入れない「待機老人」

この数年、世間では待機老人がどんどん増えています。
メディアなどでも注目されているのですが、これは特別養護老人ホームに入所したくてもできない方々のことを言います。
有料の老人ホームはどんどん増えている中で特別養護老人ホームは需要と供給のバランスが取れておらず、まったくといって良いほど足りていません。

それならば有料老人ホームを利用すれば良いと言う人もたくさんいますが、やはり経済的な問題などから、どうしても特別養護老人ホームを利用したいと言ったご家庭がほとんどです。
また、有料での老人ホームを利用する上で様々なサービスを受けることになると必要以上に費用がかかってしまうため、最低限の費用で入所するとご本人が不憫な思いをしながら生活しなければならない懸念もあります。

スタッフが少ないことも理由の一つになっている。

特別養護老人ホームそのものが少ないということも待機老人を増やしてしまう理由ですが、介護スタッフが少ないことも理由の一つです。
資格を持っている人が非常にたくさんいる中で収入とのバランスが取れていないことや、家庭の事情などから夜勤で働く人が少ないことなども大きな問題となっています。

特別養護老人ホームではどうしても夜間仕事をするスタッフを必要としていますので、このような部分で上手にバランスが取れていません。
今後も待機老人はどんどん増える見込みとなっているため国側としてもそのような対処をしてくれるのかが期待されるところです。
待機老人を抱えているご家庭では思うように仕事に出ることができず、収入が減少してしまうことも現実的な問題として注視しなければなりません。

ディケアと家庭での会合上手に考える

有料の老人ホームが費用の安い状態になってくれれば良いですが、そうでない現状としてはデイケアを利用しながらご家族が仕事に出られる状況をキープしていくのが精一杯だと言えます。
ご家族が仕事に出られなければ前述のとおり収入がありませんから、デイケアをはじめとして家庭での介護をするための費用を捻出することができません。

特にご高齢者を抱え、更に育ち盛りのお子様を抱えているといった家庭では経済的に窮地に追い込まれてしまうことがあるため、介護を中心と生活に変わることでご家族全員が辛い思いをすることになってしまいます。
そういった中でデイサービスなども増えているので上手に利用することがとても大切だといえるでしょう。

また特別養護老人ホームの普及に関しては今後期待されつつも実現していませんから、やはりリーズナブルな有料老人ホームを探し続けることも重要な課題となってきます。
受けられるサービスを限定し、リーズナブルな価格で利用することで少しでもご家族が仕事に出られる環境を整えていかれるように検討する必要があります。