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高齢化社会のメカニズム

高齢化社会になる仕組み

高齢化社会になるまでのメカニズムについて紹介します。基本的には高齢化社会になるのは先進国みたいに社会が成熟している国になりますが、発展途上国はまだ社会が成熟していないので、平均寿命が低いということになります。

発展途上国から少しずつ社会が成熟してくると高齢化社会に近づいてくるということになります。
世界の人口の現状で言うと、先進国では人口が微増もしくは減少局面に入っているにもかかわらず、途上国では人口が増加しています。

一般的には、発展途上国から次第に経済成長が進むにつれて、多産多死型から、多産少死型にすすんでいき、さらに成熟してくると少産少死型に人口が変化していきます。

発展途上団塊では、衛生環境が不十分だということで乳幼児の死亡率が高いということと、子供であっても単純労働の期待が大きいということがあいまって、子供を必要にしているということがあります。

また、大人になったとしても、医療技術が発展していないし衛生環境が不十分ということで平均寿命が低下しているということになります。このような状態が多産多死型という状態になります。

次第に経済発展による社会の変化が進んでいくと、医療技術の向上や福祉の向上などで平均寿命が伸びていきます。しかしながら、結婚や出産に関する慣習や意識が変わらないので、まだ出生率は高いままということで、死亡率と出生率の差が開いていき、人口が爆発的に増加していきます。

そして、子供の労働需要が減退していくと、きちんと子供たちに教育を受けることができるようになり、それに伴い子供の高学歴化が進んでいくということになります。

意識の変化

工業化や都市化により、結婚や出産に対する意識がどんどん変わっていきます。
社会の成熟化により、子供の出生率が低くなっています。

途上国の中でも経済成長が進んでいくと多産少子型から少産少死型に進んでいきます。先進国では出生数がどんどん減っていき、高齢者数がどんどん増えていきました。その結果として高齢化率が急上昇しているというのが現状になります。

高齢化社会は、基本的には出生率の減少と高齢者率の増加によって語られることが
多いということになります。

出生率と高齢者率がそんなに変わらないということであれば、別に何も問題がないということになりますが、出生率が減少しているにもかかわらず、高齢者率が増加しているということになりますと、社会的にも問題になってきます。

高齢化社会が進んだ原因は、医療技術の発達や栄養の取れた食事、健康に対する意識の向上、老後の社会保障制度の整備などがあります。平均寿命が延びていくのと医療技術が向上していくとなると、介護の問題が大きくなって行くかもしれません。

具体的には、介護スタッフを育てていくというようなことが必要になっていきます。高齢化社会が進むということになりますと、医療と介護の問題は切っても切り離せないような問題になってきます。