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高齢者は注意が必要「フレイル」

高齢者になるに従って注意しなければならない症状の一つにフレイルがあります。
このフレイルというのは、もともと英語で表されていたのですが、フレイルティーというもので、弱さや虚弱を表す言葉となっています。
年齢を重ねるに従って体力がどんどん減少してしまい、その結果最終的には介護を要する状態まで症状が進行してしまうことを懸念しているものとなります。

フレイルは簡単なチェック項目があり、該当する項目が多ければ多いほど懸念が高くなりますのでご家族の方々は、あらかじめチェックしてみると良いでしょう。
最も重要になってくるのが1年間に2キロから3キロ減少してしまうといった症状や大幅に体力が減ってしまうという症状になります。
年齢を重ねて体力が無くなってしまうことになって、これまで楽しんでいた趣味などにも出かける機会が少なくなります。

更には家庭内でも進んで自ら活動することが少なくなるので結果的には筋力などもどんどん低下してしまい、さらには脳も活発に働かないことかな介護が必要な状況になります。
フレイルというのは、健康な状態と介護を要する状態の中間地点のようなものとして認識しておくと良いでしょう。

予防するためには早めの対策が必要

フレイルを予防していくためには早めの対策が必要となります。
ご本人をはじめとしたご家族も毎日の食事に気をつけながら、タンパク質やミネラル、またビタミンなどを多く含む食事を心がけましょう。
また、ウォーキングや簡単なストレッチを取り入れた日々を過ごすことで、極端な筋力の低下や体力の低下を防ぐことができます。

さらにご家族としてはご高齢者の活動量や認知機能などをこまめにチェックしながら、変化があった場合にはすぐに病院などで検査をすることが大切です。
このほか、年齢を重ねると、感染症への懸念が高くなりますから、このような部分にもワクチンを接種するなど健康管理を徹底して行いましょう。
さらに日頃から服用する薬の多いご高齢者の場合には薬によって免疫力などが低下する可能性があるため、医師と相談しながらバランス良く調整することも重要になります。

興味を持つ食事内容にもこだわる。

前述した通り、フレイルを予防することの一つに、毎日の食事内容がありますがご本人が興味を持つような食事を取入れましょう。
これは食べた時においしいというだけではなく、お箸を使って小さなものを持ったりお料理をする際にも手伝ってもらうという内容になります。

食べにくいからと毎日のようにフォークやスプーン係を使っているとお箸を使わないことから脳の活性化が行われません。
そのため、箸を使う食事を心がけしっかりと顎を使って噛むような食事も摂り入れる必要があります。
生野菜を使用したサラダなどは栄養素も高くお勧めといえます。