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高齢者虐待と介護

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施設でも行われている虐待

高齢者虐待は、介護を行う人が高齢者の被介護者に対して加える身体的暴行や精神的な攻撃のことを指します。
一般的に、高齢者虐待は訪問介護や家庭で行われる介護についてのみ行われているように思われていますが高齢者介護施設などでも、頻繁に行われているようです。

施設に入居している高齢者にとっては、ホームヘルパー2級を持つ介護職員による日常の何気ない行動が高齢者にとって大きなストレスを与え、時には病気の発症につながるということもあります。

とくに、認知症を発症しているような高齢者にとっては、介護職員の言うことを聞いてくれないということもあり、介護職員にとってストレスがたまるような場面が出てくるでしょうけど、そういうものは高齢者には見せずに介護のプロとして高齢者に接してもらいたいと思います。

しかし、実際のところは介護職員が高齢者に対してストレスをぶつけているような場面があるのではないでしょうか。
介護職員が高齢者を虐待する理由としては、介護によって生じたストレスを発散するということがあるのと、認知症の高齢者に対していきすぎたしつけという側面があります。

ストレスとの戦い

介護職員にとってどういうことがストレスになるのかといえば、介護職員の言うことを聞かない高齢者に、言うことを聞かせなければならないことに関して、ストレスを感じるということになります。

介護職員が高齢者をいうことを聞かせようとしても、いうことを聞いてくれないから介護職員としてはストレスがたまるので、ストレスを解消しようとして高齢者に対して身体的な暴行を加えたり、精神的な嫌がらせを行うということをしてしまいます。

認知症の高齢者に対して行き過ぎたしつけとしては、徘徊癖がある高齢者に対して、体をロープで縛ってしまうというような形で身動きができないようにすることがあるようです。まあ、これは第三者から見ると虐待に見えるのではないでしょうか。

高齢者虐待防止法は、正式名称を「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」といい、高齢者を虐待から保護することを目的として、高齢者の介護に携わるような家族の義務、社会福祉施設などで高齢者介護に従事する介護職員や看護師などに対する義務や各自治体の義務を定めています。

高齢者虐待防止法という法律は一応ありますが、これを実際に運用できているのかどうかというところが一番気になるところではないでしょうか。

今は、介護保険制度があるということで、家族で介護をしないといけないという意識はなくなりつつあり、ホームヘルパーに来てもらい、訪問介護を受けたり、介護施設に預けるということも選択肢としてはあるのではないでしょうか。

老老介護などで、夫婦共々共倒れするよりは介護施設を利用するということも考えたほうがいいかもしれません。

若い時から、社会福祉施設に入るということを念頭に入れて貯金をするということもいいのかもしれません。